藤井学の「おすすめドラム教則本」

ドラマー必見!おすすめドラム教則本を詳しくご紹介中!藤井学が実際に使ってきたもの、使っているもの、持っているものなど。是非、是非、参考にしてみてください。

 

★CAUTION★

通常在庫がない場合は、お近くの楽器店などでご注文ください。アマゾンマーケットプレイスの商品、ユーズド品、海外からの輸入品などは、一部高額なものもありますので、ご購入の際はご注意ください。

ドラム教則本

『やさしいドラムレッスン』    

初心者向けの教則本。シンバル、スネア、バスドラム、ハイハットなどのたたき方から、全体での演奏法、フィルの入れ方、バンドでの演奏法など、わかりやすく説明してあります。

CDもついていて、バンド演奏と一緒に演奏できます。ドラムを始めたばかりの方は、ぜひトライしてみてください。

『Ultimate Play-Along』    

デイブウェックルの教本で、曲を演奏しながら勉強するようになっています。8ビートや16ビートなど、7種類のリズムパターンが学べる内容で、CDには、各曲のデイブウェックルの模範演奏と、ドラムを抜いたマイナスワンバージョンがあり、合計で14曲あります。テンポもあまり早くなく、初心者の方でもとっつきやすい教本です。

『Seventh Heaven』

「Seventh Heaven」という曲をSteve SmithとGary ChaffeeがドラムDUOで演奏しているものです。教則本ではなく、2人分の楽譜と演奏テープのセットです。(私の持っている物にはカセットテープがついていますが現在はどうでしょう?CDになっているかも。)内容はめちゃくちゃ難しく高度な内容で、楽譜を見ないと、とてもインテンポには聞こえません。基本的なテクニックはもとより、ポリリズム、変拍子に関する高度なすばらしいテクニックが学べます。(というか聞けます?)

ブラスバンドのためのジャズアンサンブル

「ブラスバンドのためのジャズアンサンブル」というタイトルですが、ジャズの基本を学ぶのに最適な一冊です。ドラムのテクニックというよりは、どのようにしたらジャズ的になるか、という説明が多く書かれています。いろいろな音符のスキャットの仕方や、トラディッショナルなクラシック奏法とジャズ奏法の違い、ジャズの歴史を年代に沿って学ぶ事もできます。CDも二枚ついていて、アンサンブルの練習もできます。ドラムの教本というよりはジャズの教本ドラム編という感じです。このシリーズは楽器別に全14巻発売されています。

ドラム以外の方は こちら からどうぞ。

『Zildjian Cymbal』   

世界中でもっとも使われているシンバル「ジルジャン」。トルコの頃から始まって、現在に至るまでジルジャンがどのように発展していったか分かる本です。ジルジャンにどんなシンバルがあるかという具体的なものではなく、当時のミュージシャンやカタログの紹介を交えつつ、どういう状況だったか、ミュージシャンとシンバルがどうかかわっていたか等、とても興味深い内容です。ジルジャンの歴史に触れられる保存版の一冊!こちらで紹介しているのは英語版で日本語訳はついていませんが、写真を見ているだけでも、ドキドキします。もっと保存版にしたい方はハードカバー版 もあります。

『Syncopation』

ドラム教則本の中でも、定番中の定番!基本の一冊!音譜の練習、シンコペーション、アクセントと大きく3つに分けられています。私のレッスンでもこの教則本は必須です。特にシンコペーションの部分では、読みかえもしていきます。初級者向けの教本ですが、応用して色々な練習が出来ますので、上級者まで使えます。

全ジャンルのドラマー必須教則本!!!超オススメ!

『Stick Control』  

スネアドラムの教本で、スティックコントロールを柔軟にするための良い練習内容になっています。シングルストローク、ダブルストローク、フラム、ロール系などを網羅しており、あらゆる手順とともに、5連符、10連符等の複雑な音符を含んだメソッドとなっています。安定したバチさばきが出来ない方、今以上に高度なスティックワークを身につけたい方はぜひお試しあれ。店頭では¥2000前後で販売されています。

『Master Studies』 

デイブブルーベックカルテットの「テイクファイブ」で有名なドラマー、ジョーモレロのステックコントロールに関する教本。(生徒にはダンゴットリーブ等がいます)内容は「アクセント」「ロールエクササイズ」「ストロークコンビネーション」「フィルイン」「フラム」等など、ステックのコントロールに必要な高度なテクニックが勉強できます。

 

『4-Way Coordination』    

右手、左手、右足、左足の四つの部分をバラバラに動かし、コントロールできるようにする為の教本。

単独で演奏するメロディックコーディネーション。同時に演奏するハーモニックコーディネーション。レガートをしながら、スネア、バスドラ、ハイハットのパターンを変えていく項目に分かれています。

古くから多くの人に使われている有名な教則本です。 

『All American Drummer』

初版は1945年の歴史ある本。ルーディメンツを使用した例題が150(曲?)あります。ドラムを始めたからには、ルーディメンツは基本です。私も何かにつけ必要性を痛感します。ゆっくりから練習していきますが、ほとんどの曲がどうも120くらいが目標のようです。(中には遅いテンポもあります。)この本は手順が書いてあるので、そういった意味では使いやすいと思います。是非やってみてください。